- 地球温暖化
- 学び
- ✎IRIEP事務局
- 2021/09/04

今回の場所は、神奈川県藤沢市江の島の南岸の磯です。当日の天候は、曇りのち雨の予報で観察会ができるか心配しましたが、なんとか雨も降らずに小学生を含む多くの参加者とともに海の状況、生物について学習しました。
まず最初の話は、江の島へと続く海岸線の国道134号線はかつては砂浜があったけれども現在は波の浸食でなくなり、護岸工事がずっと続いているとのことでした。江の島にはヨットハーバーが整備されており、今年開催された東京オリンピックではセーリングの競技会場として使用されました。使用されたのは2度目で、前回は1964年10月に開催された東京オリンピックです。このときにヨット競技会場が整備されました。江の島の北東側海岸の岩場を埋め立てて1964年に完成しました。
当時は環境アセスメント(環境影響評価)などなかった時代のため、江の島に生息していた生物は貝類だけで100種類はいなくなってしまったとのことでした。
また、今回の東京オリンピックではセーリングの会場となるにあたり、残されていた地層がコンクリートで固められてしまうという危機に遭ったとのことで、地元の方しか知らないびっくりする話でした。なんとか残されたものの柵で覆われてしまったとのことでした。


江の島は相模湾内にあって、海洋生物は5000種もいるとのこと。相模湾は日本三大深湾の一つで水深は深いところで1000m以上あります。多様な生物が生息する江の島の磯に行くのはこれがはじめてでとてもわくわくしました。
観察会一行は、バケツに網を持ち、長靴を履いたりと思い思いの格好で海岸の生物の観察を行いました。今回の目玉は、小学生が見つけた「シマスズキ」の幼魚でした。



生物観察にきたものの気になったのは流れ着いたもので、やはり漁具やペットボトルのふたなどのプラスチックが多くありました。釣り用のハリスや仕掛けが落ちているのも気になり、思わず拾ってしまいました。


また、大きな丸太もありどこから流れ着いたのか不思議なものもありました。

自然を見て、人が自然に影響を与えていることを知ることは環境を保護するうえでとても大事なことです。次世代へ何を伝え、どんな行動を取るかは自分で考え判断するしかないとあらためて思った次第です。

