5/18(木)岐阜県神戸町立神戸中学校の3年生来所!企業訪問学習の一環として「キャリア教育」を行いました。
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  • ✎IRIEP事務局
  • 2023/05/22

2023年5月18日木曜日、岐阜県神戸町立神戸中学校の3年生5名と引率の先生を迎え、企業訪問学習を実施しました。テーマは「キャリア教育」。

学習内容は「いらなくなったものを再使用(リユース)する取り組み」、「使われなくなったもの、使えなくなったものを再生利用(リサイクル)する取り組み」について、IRIEPの活動を世界的な環境問題と身近なごみの排出から紹介しました。また、会員企業の株式会社浜屋と株式会社ユーズドネットからリユース・リサイクルの取り組みを紹介してもらいました。

事務局よりIRIEP活動の紹介


続いて、株式会社浜屋の小林一平取締役より「廃棄物削減のためのリユース・リサイクルの取り組み」を紹介しました。

浜屋社の取り組み紹介

生徒さんたちは、熱心にメモを取る様子がみられました。


次に株式会社ユーズドネットの徳田真人代表取締役より「リユースについて」インターネットを活用した取り組みを絡めながら紹介しました。

ユーズドネット社の取り組み紹介

最後にディスカッション・質疑応答、みなさんへメッセージを贈り、学習を終了しました。

IRIEP 特別顧問小杉隆(元文部大臣)

「キャリア教育」は、文部科学省が力を入れている生徒指導の一つです。キャリア教育とは『中学校・高等学校キャリア教育の手引き』より引用すると「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促すこと」。「学校教育と職業生活との接続」です。

キャリア教育」は、平成11年の中央教育審議会で初めて登場し、接続答申『初等中等教育と高等教育との接続の改善について』で新規学卒者のフリーター志向の広がり、若年無業者の増加、若年者の早期離職傾向などを深刻な問題として受け止めています。

地球規模の環境問題が顕著になる中、産業のあり方、生活のあり方、これまでの習慣が見直されようとしています。事業者においては、技術革新、新しい発想等によって課題解決と同時に事業機会の創出になっていくと思われます。

中学生の澄んだ眼は、キャリア教育の機会あるいは日々の生活の中で、自分が進む道をしっかり見つめていると感じました。神戸中学校の生徒さんに何が届いたか、私たちの方が何を得られたか、共に学ぶ機会となりました。

このような機会をいただいた岐阜県神戸町立神戸中学校とIDEAtips様に感謝いたします